ハーレクイン・シリーズ
密会は午後の七時に
ローラは母の日を祝うため、昼食会で得意の料理をふるまったが、家族だけが集まるはずの場に、父の右腕ジェイクが突如現れて驚いた。 暴君そのものの父と同じく、この人も冷血非道な男性じゃないかしら。 そう疑ったものの、実際の彼は俳優クラスの美貌に機知と朗らかさを 兼ねそなえており、惹かれたローラは庭で思わず唇を許してしまう。 その後、ジェイクに誘われるまま、毎週土曜の午後7時に、 父には秘密でディナーデートを重ねた。やがて数カ月が過ぎたある日、 彼が翌週の約束もせずに言った。「今まで楽しかったよ」 まるでこれきりみたい……。胸騒ぎを覚えた彼女を、ほどなく衝撃が襲う。 ジェイクが彼女の父を訴えたのだ! まさか私、彼に利用されていたの?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年10月20日
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- 著者
- エマ・ダーシー
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- 訳者
- 萩原ちさと
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- 定価
- 710円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-01273-9
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- 書籍番号
- PB-313 (初版R-2744)
読者レビュー
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フランス語と英語の教師を経て、コンピューター・プログラ マーに転職。ものを作り出すことへの欲求は、油絵や陶芸、建 築デザイン、自宅のインテリアに向けられた。また、人と人と のつながりに興味を持っていたことから、ロマンス小説の世界 に楽しみを見いだすようになり、それが登場人物たちを個性的 に描く独特の作風を生み出すもとになった。