ハーレクイン・シリーズ
クリスマスシーズンを目前にした日、デザイン会社を営むペイジのもとに、一人のハンサムな男性が訪れた。彼はサムと名乗り、ペイジに一通の封筒を手渡す。なんでもペイジに渡してほしいと、ある人物に頼まれたというのだ。困惑してペイジはあれこれ質問するが、サムは彼女の問いにはいっさい答えず、去ってしまう。狐につままれた気分で開けた封の中には、指定の場所に行けば欲しいものが待っているというメモが入っていた。何かのいたずらかしら? それに、あのハンサムな彼は何者?思い悩んだあげく、翌日ペイジは指定された場所に向かうが……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年12月20日
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- 著者
- ケイシー・マイケルズ
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- 訳者
- 泉智子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51349-6
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- 書籍番号
- D-1349
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モニター
作品タイトル通りのクリスマスにぴったりのストーリーです! 読んでいてこんな素敵な恋に憧れました。その勇気を貰ったような気がします。
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モニター
ペイジの活き活きとした仕事ぶりと、それを温かく見守るサムが素敵でした。「与える者が幸せ」という言葉がじんわりと心に響く愛が溢れるクリスマスに相応しい一作です。
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モニター
デザイン会社を経営するペイジは自分が大好きな事を仕事にしているから最大限に自分の魅力を内側から輝かせる事ができるのでしょう。その上、誰も見ていない所でも人に喜ばれる努力を最大限するから、素晴らしい出会いを神様がプレゼントしてくれるのだと思います。とても幸せな気持ちになる一冊です。
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モニター
ヒロインのペイジはとても心温かい人物。自分の事よりも人の幸せを優先します。ヒーローのサムも金持ちにありがちな傲慢さはなく、優しい人物ですね。最初から結末が分かる物語ですけど、クリスマスにはピッタリでした。癒される作品です。
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モニター
主人公ペイジがとてもキュート。ちょっとドジなところも、仕事に向かう懸命な姿勢も、そしてなにより清らかな心が魅力的です。最近のせちがらい世の中、自分のことしか考えない人が増えていますが、他者を思いやる善人は確かに存在していてそういう人こそ幸せになってほしいという願いを紙に落としてくれた、読んでいると幸せになれる小説。
ニューヨークタイムズのベストセラーリストに二十以上の執筆作品が載った実力派作家。夫とのあいだに四人の子供がいる彼女は、アメリカロマンス作家協会やロマンティックタイムズ誌の数々の賞の受賞者でもある。