ハーレクイン・シリーズ
別れのあとの愛し子
私を愛していない男性にすがる。12月の寒空、ほかに方法はなかった。
犬23匹に猫6匹、うさぎ2羽。解雇され、住まいも失ったのに、この子たちの行き先を見つけ、生活費も稼がなくてならない。しかも今、エイミーは妊娠していた……富豪セヴの子を。天涯孤独な動物看護師の私にやさしく声をかけ、誘惑したのは、プレイボーイのセヴにとって、ただのゲームにすぎなかった。でも愚かで無垢な私は舞い上がり、すてきな彼に夢中になって、一夜をともにした。愛されている、幸せになれると思って。愛を否定された心の傷は、まだ癒えていない。だが追いつめられたエイミーは、震えながら彼に助けを求めた。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年09月20日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 若菜もこ
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- 定価
- 730円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-01115-2
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- 書籍番号
- R-3617
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北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者だった。大学卒業後、14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。