ハーレクイン・シリーズ
取り引きは恋の始まり
閉じこめられたレストランで二人だけの取り引きが始まった……。
顔を合わせれば喧嘩ばかりのキャンディスとデレク。インテリアデザイナーのキャンディスはデレクが所有するホテルにあるレストランの改装を手がけているが木材の色からワインラックの位置に至るまでデザインをめぐっても口論が絶えない。それを見かねたデレクの弟タイラーはなんと二人を閉鎖中のレストランに閉じこめてしまう。工事のスタッフが来る月曜日までに仲直りしろだなんて。周囲を見回しても抜け出す方法はなさそうだ。二日間も二人きりなんてどうしたらいいの?
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- 頁数
- 192頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年12月05日
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- 著者
- バーバラ・ダンロップ
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- 訳者
- 早川麻百合
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- 定価
- 755円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51347-2
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- 書籍番号
- D-1347
読者レビュー
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モニター
とっても魅力的なのに、衝突してばかりの二人。そんな二人がお互いに惹かれあっていくのを、ドキドキしながら読みました。取り引きに恋が絡みますがわかりやすい展開で、あっという間に全部読んでしまいました。
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モニター
仕事が絡んでいて、感情をストレートに出すことができずに、なかなかすぐに恋愛には発展しないデレクとキャンディス。「けんかするほど仲がいい」とはよく言ったもので、それをデレクの弟のタイラーは知っていたのかも・・・。読んでいてどんどん引き込まれていって楽しくて、一気に読んでしまいました。
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モニター
レストランの改装を手がけるキャンディスと経営者のデレクは、ことごとく対立。それを見かねた彼の弟の策略で、二人は閉鎖中のレストランに閉じ込められてしまいます。仕事一筋の二人が、仕事を通してお互いを知り、仕事を離れたプライベートでお互いを認め合い、もっと大事なものを見つけていきます。二人のやりとりもテンポよく、ウィットに富んでいて、読んでいてハッピーな気分になれます。
初めて小説を書いたのは八歳のとき。周囲から絶賛されるも、残念ながら広く刊行されるには至らなかった。だがそれがきっかけで、執筆への意欲を燃やすようになる。そしていま、彼女は受賞歴を誇るベストセラー作家となった。彼女の作品は、世界の多くの国で読まれている。