ハーレクイン・シリーズ
ペントハウスの愛人
パークアベニューにようこそ Ⅵ
ハンサムな億万長者の望みは、家政婦とのめくるめく情事?
マンハッタンで暮らす最愛の妹が、謎の死を遂げた。ジャシンダは真相を知るため妹が住んでいたアパートメントに潜入し、偽名を使い、家政婦として豪華なペントハウスで働き始める。妹には秘密の恋人がいたことがわかっており、その相手がペントハウスの主、ゲイジではないかと考えたからだ。もしかしたら彼が妹を殺したのかもしれない――そう疑い、ジャシンダはゲイジの身辺を探るが、妹と彼をつなぐ証拠は見当たらず、かえって魅力的な彼にどんどん惹かれていってしまう。そんな矢先、ついに身分を偽っていたことがゲイジにばれて……。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2009年12月05日
-
- 著者
- アンナ・デパロー
-
- 訳者
- 渡部夢霧
-
- 定価
- 734円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-51346-5
-
- 書籍番号
- D-1346
-
- ミニシリーズ
- パークアベニューにようこそ
読者レビュー
-
モニター
身分を偽って家政婦に扮していたジャシンダに惹かれつつも、不信を隠せないケイジ。愛人契約を持ちかけたりして、二人は緊張に満ちた駆け引きを続けます。お互いに想い合いながらも素直になれず、それぞれが相手を振り回すという、じれったい展開です。ホットなシーンが多くてちょっと照れてしまいますが、妹の死の真相を突き止めるという謎解きの要素もあり、楽しめる作品です。
-
モニター
ジャシンダが亡くなった妹のためにケイジの家に行きますが、ケイジが妹を殺したかもしれないとおもいながらもケイジに惹かれていく姿や、ケイジもどんどんジャシンダに惹かれていく気持ちがリアルに描かれていて読んでて楽しかったです。
-
モニター
雇い主と家政婦、犯人探しも、徐々に惹かれあって行く気持ちも、両方丁寧に描かれていて、読み応え有り。
-
モニター
ジャシンダの行動力にハラハラしました。また、ゲイジの不思議な部分も魅力的でした。偽りの愛が本当の愛になる、そんなお話で、お勧めの一冊です。
幼いころから本が大好きだったアンナはすぐに書く楽しみを覚えた。ハーバード大学で政治学と法律を学び、今は執筆活動をしながら知的財産担当弁護士として働いている。趣味は読書や旅行、古い映画の鑑賞。本作品がデビュー作で、ロマンティックタイムズ誌の2003年度新人賞を受賞した。ニューヨーク在住。