ハーレクイン・シリーズ
大富豪とルビーの愛人
見返りなんて期待しても空しいだけ。私はただの家政婦なのだから──
母を看取ったあと、ルビーは働きながら学位を取得するため、 大富豪セバスチャンの屋敷で住みこみ家政婦となった。 10年前に妻を亡くして以来、もう誰も愛さないと誓い、 女性を遠ざけてきたセバスチャンは、ルビーにも冷淡だった。 だが日々の温かな料理や細やかな気遣いがしだいに彼をほぐし、 二人の間に熱い緊張が高まり始め、ある晩それは炎と化した。 翌朝、セバスチャンのベッドで目覚めたルビーは身震いする。 私は家政婦失格ね。一線を越え、雇い主を愛してしまうなんて。 しかも彼から、愛人として契約しないかと提案されて……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年08月05日
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- 著者
- ミランダ・リー
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- 訳者
- 中村美穂
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-13606-0
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- 書籍番号
- R-3606
オーストラリアの田舎町に生まれ育つ。全寮制の学校を出て、 クラシック音楽の勉強をしたのち、シドニーに移った。幸せな 結婚をして3人の娘に恵まれたが、家にいて家事をこなす合間 に小説を書き始める。現実にありそうな物語を、テンポのよい セクシーな描写で描くことを得意とする。趣味は幅広く、長編 小説を読むことからパズルを解くこと、そして賭事にまで及ぶ。