ハーレクイン・シリーズ
ギリシア富豪の逃げた小鳥
19歳の清掃員ビリーは、勤め先の高級アパートメントでギリシア富豪のギオが倒れているのを見つけ、懸命に介抱した。 それを機に急接近し、ビリーは求められるまま彼に身も心もゆだねたが、 情事の相手以上の存在として見られることは決してなかった。 愛も純潔も捧げ尽くした哀しき愛人――それがビリーだった。 その証拠に、ギオは良家の女性と結婚。彼女は失意に暮れ、姿を消した。 ところが2年後、ギオが予告もなしに家の玄関先に現れる。 「離婚したから、君とよりを戻しに来た」と言って。 なんて身勝手なの……。むろん、ビリーは即座に拒んだ。 足元で無邪気に笑う、ギオに似た幼子を、必死に彼の目から隠しながら。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年08月05日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 槙由子
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- 定価
- 710円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-41627-8
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- 書籍番号
- PB-307 (初版R-3095)
読者レビュー
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北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な 読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学 び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破 綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴 の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの 経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に 乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。