ハーレクイン・シリーズ
十二時の鐘が鳴っても
大富豪との期限付きの結婚。不安はただ一つ――彼を愛してしまうこと。
ロザリーは、清掃員をしながら病弱な母との生活を支えてきた。 ところが母亡きあと、サンドロスと名乗る魅惑的な男性が現れ、 故国ギリシアで成功した彼女の父親に頼まれ迎えに来たと告げた。 驚きと喜びに舞いあがるロザリー。だが、初めて対面した父親は 娘を温かく抱擁することもなく、サンドロスと結婚しろと命じた。 彼の名家の血が欲しいからと。打ちのめされるロザリーだったが、 父親の会社との合併を望むサンドロスは便宜結婚を提案してきた。 半年だけ結婚すれば、離婚時に相応の手当を出す、と。 ロザリーは抗えなかった。すでに彼に心を奪われていたから。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年07月05日
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- 著者
- ジュリア・ジェイムズ
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- 訳者
- 深山咲
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-13597-1
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- 書籍番号
- R-3597
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10代のころ初めてミルズ&ブーン社のロマンス小説を読んで 以来の大ファン。ロマンスの舞台として理想的な地中海地方や イギリスの田園が大好きで、特に歴史ある城やコテージに惹か れるという。趣味はウォーキングやガーデニング、刺繍、お菓子 作りなど。現在は家族とイギリスに在住。