ハーレクイン・シリーズ
身代わりのフィアンセ
婚外子として生まれたベッカは、大富豪である伯父に疎まれ、妹を大学に通わせるための援助を乞うたが、邪険に追い払われた。 半年後、伯父の邸宅に呼び出され、不思議に思いつつも向かうと、 そこにいたのは、伯父の娘ラリサの婚約者、セオだった。 聞けば、ラリサは一族の株を浮気相手に譲り渡す文書を残したまま、 事故に遭って、今は昏睡状態にあるのだという。 「きみはラリサによく似ている。だから、呼んだ」 浮気相手からくだんの文書を取り戻すために、ラリサのふりをしろと!? 即座に拒んだベッカに、セオが悪魔のように冷徹な声で告げた。 「妹の未来を捨てる気か。報酬は弾む。いい大学にやりたいんだろう?」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年06月05日
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- 著者
- ケイトリン・クルーズ
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- 訳者
- 富永佐知子
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- 定価
- 710円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-41623-0
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- 書籍番号
- PB-303 (初版R-2750)
読者レビュー
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ニューヨークシティ近郊で育つ。12歳のときに読んだ、海賊が主人公の物語がきっかけでロマンス小説に傾倒しはじめた。10代で初めて訪れたロンドンにたちまち恋をし、その後は世界各地を旅して回った。プラハやアテネ、ローマ、ハワイなど、エキゾチックな地を舞台に描きたいと語る。