ハーレクイン・シリーズ
ガラスの靴はなくても
ベティ・ニールズ・コレクション
美しい妹の身代わりでもいい。 いつか彼が振り向いてくれるなら。
ローラは地味な容姿のせいか、20代も終わりでいまだに独身だ。 ある日、ローラの名付け親がレイロフという友人を伴って訪ねてきた。 そのハンサムなオランダ人医師を見るなり、ローラは目をみはった。 包容力と落ち着きのある大人の彼は、まさに思い描いてきた理想の男性。 しかし、レイロフが心を奪われたのは、見るからに華やかな妹だった。 ほどなく婚約した二人を、ローラは胸の痛みをこらえながら祝福した。 ところが移り気な妹は、出会ったばかりの別の男性と駆け落ちし、 婚約破棄をレイロフに伝える役目をローラに押しつけた。 ローラがありのままを告げると、レイロフは彼女を見据え、 驚くべき言葉を口にした! 「それなら、君と結婚したっていいわけだ」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年05月20日
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- 著者
- ベティ・ニールズ
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- 訳者
- 片山真紀
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- 定価
- 710円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-41612-4
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- 書籍番号
- MP-22 (初版I-1993)
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- ミニシリーズ
- ベティ・ニールズ・コレクション
イギリス南西部デボン州で子供時代と青春時代を過ごした後、看護師と助産師の教育を受けた。戦争中に従軍看護師として働いていたとき、オランダ人男性と知り合って結婚。以後14年間、夫の故郷オランダに住み、病院で働いた。イギリスに戻って仕事を退いた後、よいロマンス小説がないと嘆く女性の声を地元の図書館で耳にし、執筆を決意した。1969年『赤毛のアデレイド』を発表して作家活動に入る。穏やかで静かな、優しい作風が多くのファンを魅了した。2001年6月、惜しまれつつ永眠。