ハーレクイン・シリーズ
秘密の一夜、秘密の子
マルケッティ家の愛と栄華 Ⅰ
大切なわが子に父親をあげられたら。非情な富豪は彼女の願いを見逃さなかった。
大邸宅の家政婦として働きだして数カ月たった夜、 マギーは初めて雇い主のギリシア富豪ニコスと顔を合わせた。 そしてカリスマ性のある彼に強く惹かれ、純潔を捧げてしまう。 ニコスとはそれきり会うことがなかったが、彼女は妊娠に気づく。 父親になると知らせた手紙にも、彼から音沙汰はなかった。 さらに月日がたち、別の屋敷のパーティで給仕をしている最中、 マギーは客として招かれたニコスとふたたび顔を合わせる。 赤ん坊を預けて働いている彼女に、驚愕するニコス。 彼はマギーが妊娠したことも、出産したことも知らなかった……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年04月05日
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- 著者
- アビー・グリーン
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- 訳者
- 東みなみ
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-13573-5
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- 書籍番号
- R-3573
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- ミニシリーズ
- マルケッティ家の愛と栄華
ロンドンに生まれ、幼少時にアイルランドに移住。10代のころに祖母の愛読していたハーレクインのロマンス小説に夢中になり、宿題を早急に片づけて読書する時間を捻出していた。短編映画のアシスタント・ディレクターという職を得るが、多忙な毎日の中でもハーレクインの小説への熱はますます募り、ある日辞職して、小説を書きはじめた。