ハーレクイン・シリーズ
消えた子爵夫人
人形を抱えた16歳の新妻には、夫も知らない、壮絶な過去が……。
子爵のドミニクは亡き父が作った借金を清算するため、裕福な商人の娘レイチェルを、ほぼ面識のないまま花嫁に迎えた。結婚後は、不器量で幼い妻を田舎に置いて、彼は上京したが、妻はそのあいだに忽然と姿を消してしまった。6年たった今も、レイチェルの消息はいっこうにわからないが、跡継ぎが欲しいドミニクは、妻の生死を確認し、夫婦のよりを戻すなり、別の女性と結婚するなりしたいと思っていた。そんな折、ドミニクは叔母の紹介で謎めいたレディと知り合い、見目麗しく、知的な会話のできる彼女の魅力にとらわれていく。まさか夢にも思わなかった──そのレディこそが、失踪中の妻だとは!
-
- 頁数
- 288頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2021年03月05日
-
- 著者
- アン・アシュリー
-
- 訳者
- 古沢絵里
-
- 定価
- 910円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2021年02月16日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-41281-2
-
- 書籍番号
- PHS-251 (初版HS-135)
イギリス中部レスターシャーで生まれ育つ。幼い息子たちを寝かしつけるときに役立った物語を作る才能が、ヒストリカル・ロマンス小説の分野でも開花した。趣味はガーデニングで、自宅の庭を開放することも。イギリス南西部に在住。