ハーレクイン・シリーズ
オンリー・ワン
特選ペニー・ジョーダン
大胆不敵な姿は、ただの見せかけ──本当は臆病だと、彼に見抜かれてしまったの?
伯父の死後、天涯孤独となったブルックは、由緒ある屋敷と土地を手放さざるを得なくなった。屋敷を買った大手建設会社のパーティに、寂しさをこらえ出席すると、アランという黒髪の尊大な男に言い寄られる。女は金で買えるとでも思っているようなアランの発言を聞いて、彼の鼻をへし折りたくなり、誘惑にのるふりをしたブルック。だが彼女がバージンと気づくや、アランは突然立ち去った。後日、ブルックの勤め先の会社が買収され、新しい会長秘書となった彼女は、その人物を見て言葉を失う──アラン? このあいだの傲慢な人が会長だというの?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年03月05日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 仙波有理
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- 定価
- 710円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2021年02月16日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-41327-7
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- 書籍番号
- MP-17 (初版R-802)
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- ミニシリーズ
- 特選ペニー・ジョーダン
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。