ハーレクイン・シリーズ
秘密のまま別れて
おなかに小さな命がいると知ったのは、無一文で路上に放り出されたあと……。
「社長から、電話を取り次ぐなと言われておりますので」ギリシア大富豪クリストの秘書の返答に、エリンは愕然とした。クリストと同棲していたのに、理由も告げられずに突然捨てられ、エリンは気まずくなって、彼が所有するホテルでの仕事も辞めた。すべて忘れよう……。そう思った矢先、妊娠しているとわかったのだ。収入もないので、せめて援助を、と必死で彼の実家にも連絡したが、息子はもうすぐ結婚するから関わるなと釘を刺されたのだった……。3年後。困っていたエリンに働き口をくれた現在のボスに呼ばれ、オフィスの中へ入ると、そこにいたのは──エリンの仕事場であるホテルを買収しにやってきた、クリストだった!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年02月05日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 森島小百合
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- 定価
- 710円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2021年01月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-55495-6
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- 書籍番号
- PB-295 (初版R-2836)
読者レビュー
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北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。