ハーレクイン・シリーズ
藁くじの花嫁
恋い慕う彼に求婚された娘は知らなかった。自分が“藁くじの花嫁”であることを。
家業を大規模に営むマクレーン兄弟には、そろそろ跡継ぎが必要だった。とはいえ結婚願望などない彼らは、ほうきから抜いた藁のくじを引き、“はずれ”を引き当てた兄のルークが、しぶしぶ花嫁候補を探すことに。多忙なので妻のご機嫌をとるつもりはないし、外見重視の美人もお断りだ。それよりも従順で、夫が外で働くあいだ家を守ってくれる女性がいい。そんなルークが目をとめたのは、6年前に父を亡くして以来、叔父夫婦の家の厄介者として家政婦同然に扱われるエレナーだった。影が薄く、物静かな十人並みの娘に見える彼女は、花嫁にうってつけだ!一方、魅力的なルークに密かに想いを寄せていたエレナーは、彼からの思いがけない求婚の真意も知らぬまま、喜びに胸を高鳴らせ……。
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年01月05日
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- 著者
- ダラス・シュルツェ
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- 訳者
- 上木さよ子
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- 定価
- 910円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年12月15日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-59137-1
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- 書籍番号
- PHS-247 (初版HS-32)
読者レビュー
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幼少期は、バニーガールになるのと原子物理学者のなるのとの相対的なメリットを熟慮して過ごした。前者はハイヒールを履いて生活しなければならないし、後者は基礎的な数学力以上のものが必要だと気づき、あらためてそれらに取って代わる職業を探してみると、自分が読書好きであることに思い至ったという。現在、家族と一緒にカリフォルニアに暮らしている。