ハーレクイン・シリーズ

      
      大富豪の妻の心得      
    
          私は単なる彼の子供たちの母親代わり。愛どころか欲望の対象ですらない。
    
    
          病身の母と2人の異父弟を養うため、介護施設で働くレティ。借金の取り立てに追われ、やむなく裕福な祖父に助けを求めると、金を出す気はないが、代わりにある男に連絡するよう勧められた。レオ・ロマノス? ギリシアの大富豪がなぜ私に会いたがるの?じつは彼は妹の幼い遺児4人を抱え、途方に暮れていたのだ。「ナニー代わりの妻が必要だ。体は求めない。愛人で満たす」婚前契約書を手に事務的に求婚するレオに、レティは驚愕した。お金のため、受け入れるしかない。でも愛されない妻でいいの?すでに彼の官能的な魅力の虜になりかけているというのに……。
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    - 頁数
- 224頁 / 新書判
 
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    - 発行日
- 2020年12月20日
 
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      - 著者
- リン・グレアム
 
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      - 訳者
- 山本みと
 
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    - 定価
- 730円(税込)
 
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    - ISBN
- 978-4-596-13545-2
 
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    - 書籍番号
- R-3545
 
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北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。