ハーレクイン・シリーズ

      
      愛の灯火はクリスマスに      
    
          王子に心を奪われた悲しい瞳のメイド。でも、この片想いは誰にも秘密。
    
    
          アントニエッタは故郷のホテルでメイドとして働きながら、家同士の結婚から逃げた過去を両親に許してもらおうとしていた。けれど孤独と悲しみに耐えきれず、仕事中に泣いていたとき、宿泊客のラーフになぐさめられ、生まれて初めての恋をする。誘われたディナーは贅が尽くされ、誘惑もロマンチックだった。ところが純潔を捧げたあと、彼女はラーフから冷たく告げられた。実は自分は王となる身で、イブに国へ帰れば結婚が待っている。二人は最初から結ばれる運命ではなかったのだと……。かくして、アントニエッタは“シンデレラ”からメイドに戻った。
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- 頁数
 - 224頁 / 新書判
 
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- 発行日
 - 2020年12月05日
 
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- 著者
 - キャロル・マリネッリ
 
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- 訳者
 - 若菜もこ
 
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- 定価
 - 730円(税込)
 
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- ISBN
 - 978-4-596-13542-1
 
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- 書籍番号
 - R-3542
 
 



イギリスで看護教育を受け、救急外来に長年勤務する。バックパックを背負っての旅行中に芽生えたロマンスを経て結婚し、オーストラリアに移り住む。現在も3人の子供とともに住むオーストラリアは、彼女にとって第二の故郷になっているという。