ハーレクイン・シリーズ

      
      孤独の中から      
          特選ペニー・ジョーダン
    恋に無縁な彼女が夢見ているのは、愛のある平凡な家庭──
    
    
          美人で人気者の妹とは違い、内気で地味なエミリーは、偏屈な大学教授の大おじの秘書兼アシスタントをしている。ある日、妹のフィアンセに会うため帰郷した帰り道、吹雪で車が大きくスリップし、溝に突っこんでしまう。折よく通りかかった車からがっしりした男性が降りてきた。だがマットと名乗った彼の車もスリップ。やむなく車中で、ひとつの寝袋にくるまり一夜を明かすことに。エミリーは予期せぬ情熱に駆られ、初めて男性と結ばれる。でももう会うこともないのね。翌朝、思いを隠して無言で別れた1カ月後、大おじの家に現れた同居人は、誰あろうマットだった!
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    - 頁数
- 160頁 / 新書判
 
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    - 発行日
- 2020年12月05日
 
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      - 著者
- ペニー・ジョーダン
 
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      - 訳者
- 大林日名子
 
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    - 定価
- 710円(税込)
 
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    - ISBN
- 978-4-596-41321-5
 
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    - 書籍番号
- MP-11 (初版R-916)
 
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    - ミニ
 シリーズ
- 特選ペニー・ジョーダン
 
- ミニ



1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。