ハーレクイン・シリーズ
シルヴィの休日
至福の名作選
少女だった私はいま、18歳になった──彼は一人の男、そして私は一人の女。
シルヴィは幼い甥の面倒を見るため、ギリシアに降り立った。家庭を顧みずに夢を追う身勝手な姉に頼まれてのことだったが、アテネの空港で待ち受けていたのは、甥の伯父のアンドレアスだった。端整な身なりをした長身でハンサムな大富豪だが、はるか年上のアンドレアスの冷静さには畏怖の念さえ感じる。到着したのが姉でなかったことで、彼はシルヴィを痛烈に責めた。彼女はそこで初めて、姉の夫が重い病に臥していると聞かされる。「君の姉が責任を果たさないなら、君が代わってそれを果たすべきだ」衝撃冷めやらぬなか、半ば強引に屋敷へ連れていかれたシルヴィは、アンドレアスの敵意を一身に受けるはめになり……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2020年12月20日
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- 著者
- アン・メイザー
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- 訳者
- 小池桂
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年11月26日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22640-2
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- 書籍番号
- I-2640 (初版I-123)
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- ミニシリーズ
- 至福の名作選
読者レビュー
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イングランド北部の町に生まれ、現在は息子と娘、2人のか わいい孫がいる。自分が読みたいと思うような物語を書く、というのが彼女の信念。ハーレクイン・ロマンスに登場する前から作家として活躍していたが、このシリーズによって、一躍国際的な名声を得た。他のベストセラー作家から「彼女に憧れて作家になった」と言われるほどの伝説的な存在。