ハーレクイン・シリーズ
スター作家傑作選〜小さな天使の雪物語〜
待ちつづけた十年愛
10年前、キャロラインは最愛の恋人ウォーカーが忽然と町を去って以来、彼以上の人を見つけられずにいた。当時、別れの理由すらわからなかったが、“妊娠して捨てられた”と噂され、つらい思いもした。それが今、目の前に、忘れえぬ青い瞳の彼が帰ってきた──彼女は思わず頬を張った。「待っていたのよ。ばかなことにね」
いたずらな天使
クリスマスイブなのに、キャリーは朝から不運続き。仕事を解雇され、住居の管理人からは翌月の部屋の明け渡しを宣告されたのだ。さらに突然訪ねてきた老婦人が「ラティマーに渡して」と、玄関先に大きな箱を置いていった。チャズ・ラティマーとはつい3カ月前に別れた実業家の恋人のこと。箱の中には、生後数カ月の赤ん坊が!
片思いに終止符を
ブライオニーは長年恋い焦がれているジャックと、4カ月前に同僚となった。乙女心をくすぐるハンサムな彼は女性に人気だが、愛を信じていない。かつてそんな彼を忘れようとして未婚の母となったブライオニーは、サンタクロースに“パパ”をお願いする娘のために一大決心をする。今度こそ、この片思いにさよならを告げるのだ。
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- 頁数
- 368頁 / 新書判
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- 発行日
- 2020年12月20日
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- 定価
- 1,280円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年11月26日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-59027-5
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- 書籍番号
- HPA-17
強く気高い正義のヒーローを好んで描き、読者のみならず、編集者や作家仲間からも絶大な賞賛を得る実力派作家。“愛も含め、持つ者は与えなければならない。与えれば100倍になって返ってくる”を信条に、ファンに癒しと感動を贈り続ける。
家族とともに、ノースカロライナ州東岸沖にある小さな島、ハッテラス島に住む。毎年激しい嵐に襲われ、しばしば停電に悩まされても、それを補って余りある美しい自然や楽しい釣り、そしてこの上なくすばらしい海の眺めに魅せられているという。猫やハムスターなどのペットに囲まれ、賑やかに暮らしている。
イギリスのウィルトシャー生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚して、2人の息子の母となった。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入りだという。