ハーレクイン・シリーズ

      
      誇り高き愛人      
    
          なんの魅力もないと言われ続ける私をなぜ、愛人にと望むのですか……?
    
    
          15歳で父を亡くしたヴェリティは、冷酷な叔父に引き取られた。何不自由なかった暮らしがまるで嘘のように、使用人同然に扱われても、無一文の身では、このつらい毎日に耐えるしかなかった。そんなある日、屋敷を訪ねてきたハンサムな伯爵を見て、ヴェリティは驚いた——父の墓前で優しくしてくれたマックスが、なぜ?これまでずっと、記憶の中にある彼の面影を心の支えに生きてきたのだ。なのに悲しいことに、彼はヴェリティだと気づいていない様子だ。しかも、内心動揺するヴェリティに向かって、マックスが思いもよらない提案を平然と持ちかけてきた!「きみを愛人として迎えるつもりだ。ぼくの支援を受けるといい」
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    - 頁数
- 288頁 / 新書判
 
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    - 発行日
- 2020年11月05日
 
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      - 著者
- エリザベス・ロールズ
 
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      - 訳者
- 田中淑子
 
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    - 定価
- 910円(税込)
 
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    - ISBN
- 978-4-596-59133-3
 
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    - 書籍番号
- PHS-243 (初版HS-299)
 



イギリスのケント生まれ。幼少期を過ごしたオーストラリアのメルボルン、パプア・ニューギニアの生活が執筆に興味を抱くきっかけとなった。ニューサウスウェールズ大学では音楽学を専攻し、音楽教師も経験。現在はメルボルンに暮らしている。