ハーレクイン・シリーズ
宿命のルビー
ハーレクイン・ロマンス〜伝説の名作選〜
わたしは伯爵に道具扱いされているのだ。ただ婚約者の嫉妬をあおるためだけに。
恋人と別れ、傷心旅行でイタリアへ向かったルーシー。運良く格安の料金で豪華なトスカーナの別荘を借りられた。3日後、町の広場でひったくりに遭ったところを、目が眩むほど高貴でセクシーな男性に助けられた。ジュリオ・ファルコーネ伯爵。噂に高い名門貴族だった。ところが、同じ別荘に泊まった旅行客たちのパーティーの最中、誰あろうファルコーネ伯爵が現れ、みなを追い出した。別荘を貸した男は詐欺師で、本当の持ち主は自分だという。彼は、一行が別荘と調度品に与えた多大な損害をつぐなうために、ルーシーにここに残るようにと冷ややかに命じた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2020年10月20日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 駒月雅子
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年10月01日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13532-2
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- 書籍番号
- R-3532 (初版R-1366)
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- ミニシリーズ
- ハーレクイン・ロマンス〜伝説の名作選〜
読者レビュー
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イングランド南西部サウス・デボン生まれ。学校を卒業後、ジャーナリストとして働いたのち、1975年に『バラに想いを』で作家デビューした。40年以上にわたって活躍し、93作品を上梓。ロマンス作家協会の会長も務めた。陰影のある独特の作風で読者の心を揺さぶり続けたが、2017年11月、多くの人に惜しまれつつこの世を去った。遺作は『恋も愛も知らないまま』(R-3364)。