ハーレクイン・シリーズ
永久なる誓い
男たちは皆、麗しの姉を崇拝し、日陰の妹を蔑んだ──あの騎士以外は。
国王の友人サー・ブライズが、美しい姉に求婚しにやってきたとき、レベッカは純粋な好奇心から、門番に扮して彼を出迎えた。 少し言葉を交わしただけなのに、彼女の胸の奥は甘くうずいた。 その後、サー・ブライズは、晩餐の席にいる“門番”改め令嬢レベッカに、そして白鳥のように麗しい彼女の姉の姿に、とても驚いた様子だった。姉と違い、私のところへは誰も求婚しになんて来てくれない……。せっかくサー・ブライズに踊りに誘われても、足が不自由なレベッカは断るしかなかった。たまらず礼拝堂へ向かい、思わず切なさを吐露する。「ああ、神さま。どうか私の頭から彼のことを消し去ってください!」すると背後で音がし、人影が──サー・ブライズが、そこに立っていた。
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2020年10月05日
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- 著者
- マーガレット・ムーア
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- 訳者
- 石川園枝
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- 定価
- 910円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年09月16日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-59131-9
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- 書籍番号
- PHS-241 (初版HS-231)
読者レビュー
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中世のイングランドを舞台にした作品で好評を博す。特にハーレクイン・ヒストリカルのミニシリーズ〈戦士に愛を〉では、多くのファンを魅了した。作家になったきっかけは、8歳のとき友人とともに、美しい乙女とハンサムな男性が主人公の物語を作り上げたことだったと振り返る。トロント大学では文学士号を取得。現在、作品数は40を超え、フランス、イタリア、ドイツなど世界中で出版されている。