ハーレクイン・シリーズ
伯爵と日陰のシンデレラ
淡い想いも、ささやかな夢もすべてはぎ取られた無垢な乙女は……。
両親亡きあと、やむにやまれず着の身着のままで家を出たマリアンは職業紹介所にたどり着き、どうにか住み込みの使用人の職を得た。雇い主の名はウィリアム・アシントン──最近爵位を継いだばかりの、ハンサムで謎めいた伯爵だ。ほのかな恋心を胸に秘め、身を粉にして働くマリアン。しかし、つましくも幸せな暮らしは突然終わりを告げた。借金まみれの義兄につかまり、裕福な男と結婚するよう命じられたのだ。 義兄の家に監禁され、気力を失いかけたある日、ふいに伯爵が現れた。 彼はマリアンの唇を乱暴に奪い、信じがたい言葉を口にした。 「あの男から愛人を買い取った――きみは今日から僕の愛人だ」
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2020年10月05日
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- 著者
- キャサリン・ティンリー
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- 訳者
- 富永佐知子
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- 定価
- 910円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年09月16日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58900-2
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- 書籍番号
- PHS-240
RITA賞受賞作家。機知に富んだ心温まるリージェンシー・ロマンスを得意とする。少女のころからハッピーエンドの恋愛小説を読んだり書いたりすることが大好きだった。言語聴覚士、国営医療サービス事業の運営、慈善団体代表など多彩な職歴を経て、現在は子育て支援事業に携わっている。夫と子供たち、犬と猫とともにアイルランドで暮らす。『伯爵と永遠のワルツを』でRITA賞のベスト・ヒストリカル・ロマンス賞を受賞。