ハーレクイン・シリーズ
愛という名のもとに
特選ペニー・ジョーダン
兄のような存在だった彼との、白い結婚。契約を破ったのは、一時の感情のせい?
母親をとうの昔に亡くしているロージーは、短い間に相次いで父と祖父を失い、窮地に立たされた。祖父の遺言で、3カ月以内にロージーが結婚しなければ、400年の歴史を誇る屋敷は貪欲な親戚の手に渡ってしまうのだ。形だけの結婚相手には最高だと弁護士が白羽の矢を立てたのは、この界隈随一の富豪で、幼なじみのガードだった。何かにつけ子供扱いしてくる傲慢な彼と結婚なんてしたくない。でも、ほかに頼れる人もいない。ロージーは心を決め、ガードにプロポーズをするが……。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2020年08月05日
-
- 著者
- ペニー・ジョーダン
-
- 訳者
- 内藤文子
-
- 定価
- 710円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2020年07月15日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-59173-9
-
- 書籍番号
- MP-3 (初版R-1300)
-
- ミニシリーズ
- 特選ペニー・ジョーダン
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。