ハーレクイン・シリーズ
魔法がとけたシンデレラ
わたしは公爵夫人の座なんて欲しくない。ただお腹の子と二人で生きていきたいだけ。
アミリアは公爵テオが主催する仮面舞踏会に忍びこんだ。 かつて義兄と呼んだ初恋の人、テオ。 二人の両親が別れたあとも、ずっと彼を忘れられなくて、 想いを断ち切るために、この屋敷を訪れたのだ。 目の前の仮面をつけた女性が、義妹とは気づかぬテオは、 官能的なダンスで彼女を幻惑して抱き上げると、 仮装のまま客間へ入って、夢のような情熱の時を与えてくれた。 でも、まさか妊娠するなんて……。 やがて正体を明かし、妊娠を告げた彼女にテオは傲慢に言った。 「妻になるか、さもなくば使用人になれ」
-
- 頁数
- 224頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2020年07月20日
-
- 著者
- ケイトリン・クルーズ
-
- 訳者
- 茅野久枝
-
- 定価
- 730円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2020年07月01日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-13506-3
-
- 書籍番号
- R-3506
ニューヨークシティ近郊で育つ。12歳のときに読んだ、海賊が主人公の物語がきっかけでロマンス小説に傾倒しはじめた。10代で初めて訪れたロンドンにたちまち恋をし、その後は世界各地を旅して回った。プラハやアテネ、ローマ、ハワイなど、エキゾチックな地を舞台に描きたいと語る。