ハーレクイン・シリーズ
結婚までの十二カ月
結婚まで純潔を保つ──昔ながらの誓いを守ってきたけれど……。
リディアは1年前、実業家ジェイクとの結婚を拒んで逃げ出した。 彼の気持ちもわからないまま結婚などできないと思ったから。 挙式直前のリハーサルに臨む段に至ってもなお、 ジェイクの口からプロポーズの言葉さえ聞けなかったのだ。 リディアは結婚できないと宣言すると、いたたまれず旅に出た。 彼の“愛している”のひと言さえあれば、留まっていたかもしれない。 でもまさか、妹がジェイクの親友と結婚するとは思ってもみなかった。 実現しなかった結婚式の準備に関わるうち、二人は意気投合したという。 リディアは皮肉な運命を嘆きつつ、妹の結婚式に出るため帰国した。 当然顔を合わせることになる、ジェイクとの再会を覚悟して。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2020年06月20日
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- 訳者
- 清水由貴子
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年06月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22615-0
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- 書籍番号
- I-2615
イギリスの作家。看護師、秘書、教師、室内装飾業者を経て、現在は小説家に落ち着いた。「いつも何かを探し求めてきて、作品を執筆するごとに新しい世界や友人との出会いがあった」と語る。イングランド東部のサフォークに、教師である夫、数多くのペット、馬好きの娘2人に囲まれて暮らしている。