ハーレクイン・シリーズ
ギリシア富豪と月の妖精
月の妖精が奏でる旋律が、傲慢な富豪の心を開かせた。
事故で記憶喪失になった親友を見舞ったリオは、親友の兄で会社社長のリュサンドロスとでくわし、動揺した。6週間前まで二人は熱いデートを重ねていた。ところが、彼に純潔を捧げようと心に決めた日、リオは不運にも暴漢に襲われてしまう。リュサンドロスに会う勇気はなく、真実も告げられぬまま、泣く泣く姿を消したのだった。うつむく彼女に、リュサンドロスは意外な言葉を投げかけた。「妹が記憶を取り戻すまで、恋人のふりを続けてくれないか」胸に広がる切ない痛みを抑えて、リオは黙ってうなずいた。
-
- 頁数
- 224頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2020年05月20日
-
- 著者
- レイチェル・トーマス
-
- 訳者
- 藤村華奈美
-
- 定価
- 730円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2020年04月25日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-13493-6
-
- 書籍番号
- R-3493
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
同じテーマから探す
10代の頃、彼女の人生の大半を占めていたのはハーレクインの小説だった。その後、自身でも小説を書いてみるが挫折。2008年から本格的に執筆を始め、2013年にはハーレクイン主催の新人作家コンテストのファイナリストに選ばれた。現在はウェールズ在住。執筆と農作業の合間には、写真を撮ったり、城や歴史的な建造物を訪ね歩いたりして過ごすという。