ハーレクイン・シリーズ
家政婦が夢見た九カ月
不器用な家政婦の一途な片想い。でも空気と同じで、彼は気づかない。
アビーは有名な大富豪ジェイクの邸宅で、家政婦をしている。学歴もなんの資格もない私に、彼は仕事をくれた。雇い主がぶっきらぼうでも、アビーは熱心に働いて感謝を示した。ある日、ジェイクに一緒に外出しようと誘われてから、二人の距離はみるみる近くなり、アビーは彼に身を任せてしまう。ただし、ジェイクは「僕に恋はするな」と何度も警告した。そのたび、アビーはほろ苦い気持ちで「大丈夫」と繰り返した。だがピルをのみ忘れたと気づいたとき、彼女はパニックに陥った。彼の子供は欲しい。問題は私の体では赤ん坊が育たないこと……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2020年05月20日
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- 著者
- ミランダ・リー
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- 訳者
- 麦田あかり
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年04月25日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13492-9
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- 書籍番号
- R-3492
オーストラリアの田舎町に生まれ育つ。全寮制の学校を出て、クラシック音楽の勉強をしたのち、シドニーに移った。幸せな結婚をして3人の娘に恵まれたが、家にいて家事をこなす合間に小説を書き始める。現実にありそうな物語を、テンポのよいセクシーな描写で描くことを得意とする。趣味は幅広く、長編小説を読むことからパズルを解くこと、そして賭事にまで及ぶ。