ハーレクイン・シリーズ
謎めいた後見人
わたしに後見人が? もうじき二十歳になろうというのに?ある日突然、目の前に現れた謎の紳士に、アンは当惑した。幼いころに母を失い、その直後に寄宿学校に入れられた彼女は、ほとんど父に会わずに成長した。その父も亡くなり、母校の教師が自分の生きる道だとほとんど信じかけていた。陰のある美貌の紳士はイアン・シンクレアと名乗った。陸軍大佐の彼女の父親から、遺言で後見人に指名されたという。いったい父はなにを考えていたの? これからどうなるの?アンの疑問のひとつは、やがて答えが明らかになった。夫を探すため、彼女は社交界にデビューするのだ。だが、理想の男性はもう見つかった。夢見がちな彼女にとって、イアン・シンクレアこそ、完璧な夫となりうる人だった。
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年04月20日
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- 著者
- ゲイル・ウィルソン
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- 訳者
- 下山由美
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- 定価
- 838円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-76223-8
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- 書籍番号
- HR-223 (初版HS-142)
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- ミニシリーズ
- シンデレラに憧れて
読者レビュー
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作家になる前は高校で英語と世界史を教えていた。ロマンティックサスペンスと、十九世紀初頭の摂政期を舞台にした歴史ロマンスを書き分けながら、北米ではこれまで二十作以上の作品をハーレクインから刊行。ロマンス小説界の由緒あるRITA賞をはじめ、数々の賞を獲得している。すでに独立した一人息子も教師となり、現在は夫と増え続ける犬や猫とともに米アラバマ州に暮らす。