ハーレクイン・シリーズ
結婚の意味
リゼットはウェイトレスをしながら苦学した末、法律事務所に就職した。大学を卒業できたのは、客だった余命わずかな老富豪のおかげだった。 友情を築いた二人は、貧しい彼女の家族への援助と引き換えに、 孤独な老富豪が最期の時を楽しく過ごすための“白い結婚”をしたのだ。 だが彼の息子ジェイクは彼女を金目当ての女と責め、敵意を向けてきた。 老富豪が亡くなって2年が経ったころ、リゼットは職場で上司から、 新しいクライアントの世界的な大実業家を担当するよう告げられる。 大抜擢に喜んだのもつかの間、紹介された相手を見て凍りついた──そこには、鋼のような瞳で彼女を見据えるジェイクの姿が。 これまでずっと私を冷遇してきた彼が、いったいなぜ……?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2020年03月20日
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- 著者
- ヘレン・ビアンチン
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- 訳者
- 原淳子
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- 定価
- 710円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年02月27日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-55474-1
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- 書籍番号
- PB-274 (初版R-1011)
ニュージーランド生まれ。想像力豊かな、読書を愛する子供だった。秘書学校を卒業後、友人と船で対岸のオーストラリアに渡り、働いてためたお金で車を買って大陸横断の旅をした。その旅先でイタリア人男性と知り合い結婚。もっとも尊敬する作家はノーラ・ロバーツだという。