ハーレクイン・シリーズ
戸惑いの恋
レイチェルが切り盛りする小さなカフェにある日、上質の身なりをした紳士が突然現れ、店内がざわめいた。 誰もが知る実業界の大物、ガブリエル・ウェブ──会うのは初めてだが、 長身で強烈なラテンの魅力を放つ彼は、レイチェルの元恋人の父親だった。 こんな場違いなところに、ガブリエルのような人がどうして? もしも息子と似ているとしたら、彼も冷徹な価値観の持ち主だろう。 絶対に関わりたくないと思ったレイチェルの耳に、ガブリエルが囁いた。 「とうとう君に会えてよかったよ」肉感的なぬくもりのある声……。 若く見えるけれど白髪交じりで17歳も年上の彼に、いえ、それより、 ひどい言葉で私を傷つけた男の父親に胸を高鳴らせるなんて……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2020年03月05日
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- 著者
- アン・メイザー
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- 訳者
- 上村悦子
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- 定価
- 710円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年02月13日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-55473-4
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- 書籍番号
- PB-273 (初版R-1805)
イングランド北部の町に生まれ、現在は息子と娘、2人のかわいい孫がいる。自分が読みたいと思うような物語を書く、というのが彼女の信念。ハーレクイン・ロマンスに登場する前から作家として活躍していたが、このシリーズによって、一躍国際的な名声を得た。他のベストセラー作家から「彼女に憧れて作家になった」と言われるほどの伝説的な存在。