ハーレクイン・シリーズ
うるわしの女神
愛すればこそ、結ばれてはならない愛。こんなにも切ない矛盾があるなんて……。
ヘレンには身内のせいで社交界からつまはじきにされた過去がある。 それゆえ、悪者にさらわれたところを助けてくれた救世主、 伯爵のマーティンにさえ、自分の名前を告げることができなかった。 すてきな伯爵に“うるわしの女神”と呼ばれて胸が高鳴ったけれど、 しみ一つない評判の令嬢を娶るべき彼には、この想いは秘密……。 後日、ある晩餐会でヘレンは偶然マーティンと再会して、 本名と過去を話すほかなくなり、密かな恋の終わりを覚悟する。 だが思いがけなくも、気にしないと言って求愛してくれる彼に、 ヘレンはさらに恋心を募らせた──やがて彼のためを思って、 身を引くしかないときがくることなど、知る由もなく。
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2020年02月05日
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- 著者
- ステファニー・ローレンス
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- 訳者
- 吉田和代
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- 定価
- 910円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年01月16日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58675-9
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- 書籍番号
- PHS-225 (初版HS-337)
読者レビュー
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セイロン(現スリランカ)生まれ。5歳のとき、一家でオーストラリアに移り住む。大学では生化学を専攻して博士号を取得。その後、夫とともにロンドンに渡った。4年間を過ごして帰国したのち、研究活動に従事しつつ、10代のときから愛読していたヒストリカル・ロマンス小説を書き始める。現在ではアメリカでも人気が沸騰し、ベストセラーリストの常連となっている。