ハーレクイン・シリーズ
とだえた皇太子の手紙
もう忘れたと強がってみせても、この胸にいるのは、あなただけ……。
少女の頃、ドネッタは馬術大会でさる王国の皇太子エンリコと出会った。 毎年、顔を合わせるうちに親しくなり、16歳のとき初めてキスをした。 エンリコが大学進学のため大会に出られなくなると、 卒業したら二人で旅に出ようと約束し、文通で心を通わせ合った。 ところが彼は国事に忙殺されるようになり、やがて手紙もとだえると、 彼の薄情さにドネッタは人知れず懊悩したのだった。 5年後、ようやく気持ちに区切りをつけたドネッタのもとに、 エンリコの国で開かれる馬術大会への招待状が届く。 いったいどんな顔をして会えばいいの……? ドネッタは戸惑ったが、 愛しの皇太子とまた会いたくて、彼の待つ、かの国へ飛んだ──
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2020年02月20日
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- 著者
- レベッカ・ウインターズ
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- 訳者
- 西江璃子
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年01月30日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22600-6
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- 書籍番号
- I-2600
読者レビュー
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アメリカの作家。17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これが世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティ在住で、数々の賞を受けたベテラン作家である。