ハーレクイン・シリーズ
イタリア富豪と薄幸の妻
いつかきっと夫に愛される日が来る。妻は未来を信じて純潔を捧げた。
急死した親友の赤ん坊を引き取って育てることになったベスは、無給休暇を取らざるをえなくなり、家計は火の車になっていた。そこへ、思いがけず上流階級の舞踏会を手伝う仕事が舞いこむ。だがそれは、赤ん坊の伯父にあたるイタリア富豪アレッシオが仕組んだ罠だった。ベスに近づいて誘惑し、花嫁と後継ぎを同時に手に入れようというのだ。抗い怯えるベスに彼が言った。「血縁のないきみが子供と暮らすには、僕と結婚するしかない」愛のある結婚が夢だった。でもこの子を手放したら後悔するわ。ベスは決めた──美しくも非情な悪魔の花嫁になることを。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年11月20日
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- 著者
- ミシェル・スマート
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- 訳者
- 松尾当子
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年10月31日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13456-1
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- 書籍番号
- R-3456
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イギリス人作家。ぬいぐるみより本を抱いて寝るのが好きだったというほど、生まれながらにして本の虫だった。まだ少女のころ読んだおとぎばなしに、ロマンスの片鱗を感じていたという。「本はいつも胸をときめかせてくれます。まるで初恋のように」と語る彼女は、自分の書くロマンスが、読者の心にもそんなときめきを届けてくれることを願っている。