ハーレクイン・シリーズ
孤高の不良公爵
幻ではない。目の前にいるのは、本当にジオだわ!酔っぱらいに襲われたイシーを助けてくれたのは、たしかにあのジオ──ジョバンニ・ハミルトンだった。子供のころ、イシーの母が家政婦をしていた公爵家の御曹司だ。高貴でありながら、不良っぽい陰のある彼はイシーを夢中にさせたが、17歳の誕生日の夜、幼い恋心は粉々に打ち砕かれた。君の純潔など重たいだけだと、冷たく拒まれてしまったのだ。再会に戸惑う彼女を、彼は10年前よりセクシーになった瞳で見つめた。「大人になったな、イシー。そろそろ仲直りしないか?」そう言うと、彼は口もきけずに立ちすくむイシーの唇をふさいだ。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年11月05日
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- 著者
- ハイディ・ライス
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- 訳者
- 山口絵夢
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- 定価
- 690円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年10月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58801-2
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- 書籍番号
- K-651 (初版D-1467)
ロンドンで生まれ育ち、口論好きな2人の息子と夫、そして2匹のハムスターとともに現在もそこに暮らす。10代のはじめ頃からずっと映画マニアであり、ロマンス中毒だという。イギリスの大衆紙デイリーメールと、そのアイルランド版姉妹紙で10年ものあいだ映画批評家として活躍。その後、理想の仕事だというロマンス小説家に転身することを決めた。