ハーレクイン・シリーズ
侯爵に愛されて
カシアが侯爵に出会ったのは、グラナダの豪華ホテルでだった。 スペインでも指折りの貴族、シモン・モンドラゴン侯爵は、 そこで働くカシアを、自身の慈善事業の手伝いに引き抜いた。 天涯孤独の彼女には、家もなければ相談する家族もない。 ありがたく申し出を受け、カシアは侯爵のもとで働きはじめた。 やがて彼女に好意を寄せる若者も現れたが、手でも握ろうものなら、 必ずどこからか侯爵が現れ、気まずい雰囲気になるのだった。 私が恋にうつつを抜かすと、仕事がおろそかになると思っているのね。 カシアは侯爵をがっかりさせまいと、ますます一生懸命働いた。 そんなある夜、カシアはとつぜん侯爵から熱く激しいキスをされ……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年10月05日
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- 著者
- アン・ウィール
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- 訳者
- 古川倫子
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- 定価
- 690円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年09月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58714-5
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- 書籍番号
- K-644 (初版I-1812)
読者レビュー
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ロマンス界を代表する大御所。著名な作家だった曾祖父から物書きの遺伝子を受け継ぐ。新聞記者を経て21歳で結婚後、ロマンス作家として多くの物語を生んだ。ロマンスに関する独自の持論で後輩作家と意見を闘わせることも多々あったが、とても慕われていた。2007年、惜しまれつつこの世を去る。1980年代に書かれた長編は特に人気があり、入手困難のなか世界中のファンが彼女の本を探し求めているという。