ハーレクイン・シリーズ
花嫁になれなかった日
ずっと温かな家族がほしかった。でも、彼は愛に背を向けていて……。
結婚式の前日、助産師のポリーは婚約者から一方的に別れを告げられた。花嫁になるはずだった翌朝、車の接触事故を目撃した彼女は、その一方が自分が担当する、過去に流産の経験がある妊婦だと気づく。しかし、そこに居合わせた高名な小児外科医エリオットは、ポリーの経験も知識も信用せず、彼女に冷淡な態度をとり続けた。二人で協力して妊婦を病院に運んだあと、あらためて自分に起こった大事件を思い出し、ポリーが青ざめた顔で歩き出したときだった。呼びとめる声がして振り返ると、先ほど会ったばかりのエリオットがいる。「きみは悩みごとがあるようだな。ぼくに話してみないか?」その声に、彼女は不思議と慰められ、心の傷も少し癒えた気がした……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年09月05日
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- 著者
- ジェニファー・テイラー
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- 訳者
- 泉智子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年08月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22578-8
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- 書籍番号
- I-2578
読者レビュー
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心温まる物語を得意とし、医療の現場を舞台にしたロマンスを好んで執筆した。科学研究の仕事に従事した経験があるので、すばらしい登場人物を創造することはもちろん、作品を書く際の調べ物も楽しんでいた。夫を亡くしてからはランカシャーにある自宅と湖水地方を行き来する生活をしていたが、2017年秋、周囲に惜しまれつつ、69年の生涯に幕を下ろした。