ハーレクイン・シリーズ
灰かぶりと秘密の館
独り残されたシンデレラは、富豪一族の世界へいざなわれ……。
子供の頃からいつも社交的な姉の陰に隠れて地味だったハンナは、ニューヨークで清掃の仕事をして暮らしている。そんな彼女のもとへ、突然、カーター・ジェイムソンが訪ねてきた。彼は巨大企業を経営する富豪一族の出身で、ハンナが十代のとき、密かに想いを寄せていた相手だ。けれど、もうジェイムソン家とはいっさい関わりたくなかった。半年前、カーターと関係し身ごもった姉が、捨てられた末に命を絶った。彼の父に渡された口止め料の小切手を破り捨てたハンナだったが、今、10年ぶりに見るカーターはとてつもなく魅力的で、動揺してしまう。だが彼の手には、父から預かった“封筒”が握られていて──
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年09月05日
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- 著者
- ヘレンケイ・ダイモン
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- 訳者
- 藤倉詩音
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年08月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51865-1
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- 書籍番号
- D-1865
離婚弁護士からロマンス作家へ転身したという経歴の持ち主。ロマンティック・サスペンスを始め、コンテンポラリー、エロティック・ロマンスなど多岐にわたる著作をベストセラーリスト入りさせ、2018年にはロマンティック・サスペンス部門でRITA賞を受賞。現在はサンディエゴに暮らす。