ハーレクイン・シリーズ
憂いの伯爵と夢の花
神々の悪戯 Ⅲ
不器量で一文無しで、町じゅうの笑い物。
こんな私が、伯爵様に求婚されるなんて。
愛する家族を亡くし、横暴な祖父にこき使われているリジーは祖父に付き添って訪れた保養地でハリー・ブレザートンと出会う。 どこか陰のある青い瞳の、優しくて魅惑的な紳士── こんなにすてきな男性が、私なんかに話しかけてくれるなんて……。 夢のような出来事に戸惑いながらも彼に惹かれていくリジーだったが、 噂を聞いた祖父に激怒され、田舎町の屋敷に連れ戻される。 ふたたびひっそりと使用人同然の暮らしをしていたある日、 リジーの前にハリー・ブレザートンが現れた。 彼は信じられないことを口にした── 僕はインバーセッグ伯爵で、あなたに求婚するつもりだと。
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年08月05日
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- 著者
- アニー・バロウズ
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- 訳者
- 深山ちひろ
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- 定価
- 906円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年07月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58542-4
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- 書籍番号
- PHS-212
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- ミニシリーズ
- 神々の悪戯
つねに本を読んでいるか、頭の中で物語を創作しているような子供だった。大学では英文学と哲学を専攻し、卒業後の進路を決めかねていたところ、数学専攻のハンサムな男性と出会い、結婚する決心をしたという。長年、2人の子供の子育てを優先してきたが、彼女の頭の中にある物語に興味を持ってくれる人がいるかもしれないと思い、小説を書きはじめた。