ハーレクイン・シリーズ
白馬の騎士と禁断の花
“愛とは、悪い男に恋して傷ついても、いつか白馬の騎士が現れて成就するもの”
「今日、おまえは結婚の申し込みを受ける」冷酷な父の言葉に、 オリヴィアは絶句した。相手は会ったこともない異国の王。 部屋を飛び出し、館の外への地下道を、涙をこらえひた走る── すると突然、白檀の香りのする逞しい胸板に行く手を阻まれた。 鋭い声をあげ、力強い腕から逃れようともがくが、無駄だった。 暗闇で長身の男の顔は見えない。ああ、私は誘拐されるの? だが抱き上げられたまま光射す場所に出た瞬間、目をみはった。 ダヴィデ像のような猛々しい美しさ。たちまち心奪われた彼は、 富豪ローマン・ラザロフ。政略結婚相手の親友だった!
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年07月05日
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- 著者
- アマンダ・チネッリ
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- 訳者
- 深山咲
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年06月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13423-3
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- 書籍番号
- R-3423
ダブリン郊外のイタリア系アイルランド人の大家族に生まれ育つ。ロマンスへの情熱は、母が好きだったミルズ&ブーン社の小説を12歳の時に“借りた”ことから始まった。その後、活発すぎるほどの想像力のはけ口として、すぐに自分でも物語を書きはじめ、処女作が新人発掘コンテストで優勝。3人の幼い娘たちの世話をするかたわら、ラブストーリーを執筆している。