ハーレクイン・シリーズ
危険な妹
ギリシアを旅行中、運悪くパスポートを盗まれてしまったクロエは、 ホテルの計らいで用意されたヘリコプターでアテネへ向かった。 安心したのもつかのま、暗闇のなか降ろされたのはアテネではなく、 冷血な大富豪レオン・ステファニデス──彼女の夫の屋敷だった。 別居中の妻を連れ戻すべく、すべて彼が仕組んだのだ! 2年前、クロエはレオンとの子を宿し、幸せの絶頂にいた。 ところが、そんな様子に嫉妬したレオンの異母妹が、 身重のクロエを階段から突き落とし、お腹の子は不幸にも……。 あのとき妻の訴えを信じず妹を守った夫が今、非情に告げた。 「ぼくの子を産むんだ。わざと流産した子の代わりに」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年07月05日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 常藤可子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年06月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-55457-4
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- 書籍番号
- PB-257 (初版R-491)
読者レビュー
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1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。