ハーレクイン・シリーズ
迷子の天使の縁結び
迷子の天使がくれた、初めての恋。孤独だった彼女は喜びと涙を知った。
手元の食料はしわしわのじゃがいもだけ。赤ん坊のミルクもあと少し。 クレアは妹の遺児を引き取って育てていたが、限界が近づいていた。 仕事も辞めている今、もう赤ん坊の父親にすがるしかない。 しかし、最後の頼みの綱だった富豪パトリックは、妹との関係を否定した。 クレアはタクシー代を渡され、けんもほろろに追い払われてしまう。 万策尽きて途方にくれていると、今度はパトリックが彼女を訪ねてきた。 「赤ん坊は亡き兄の子だと思うから、いっしょに育てたい」と言って。 ほほえむ彼を、クレアは出会った中でいちばんすてきな男性だと思った。 でも子どもを育てるなら、パトリックに恋をして関係を複雑にはできない。 裕福な彼は貧しいわたしを哀れんでいるだけ。誤解してはだめよ……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年07月20日
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- 訳者
- 仁嶋いずる
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年07月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22571-9
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- 書籍番号
- I-2571
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イギリスの作家。看護師、秘書、教師、室内装飾業者を経て、現在は小説家に落ち着いた。「いつも何かを探し求めてきて、作品を執筆するごとに新しい世界や友人との出会いがあった」と語る。イングランド東部のサフォークに、教師である夫、数多くのペット、馬好きの娘2人に囲まれて暮らしている。