ハーレクイン・シリーズ
アドニスに摘まれた薔薇
ギリシアの美神の冷酷さを知らぬまま、身も心も奪われ、授かった小さな命──
父の訃報に、傷心を抱えサントリーニ島へと赴いたアテナ。カフェで荷物を盗まれかけたところを、ハンサムな男性アレクシオスに助けられ、ディナーをともにすることになった。ギリシア億万長者の彼の瀟洒な邸宅へ招かれ、美しい夕陽を眺めながら、アテナはまたたく間に彼の虜になり結ばれた。夜ごと愛される至上の悦びに、彼女は溺れた。やがて愛を告げたことで、まさか彼が急に冷淡になるとは夢にも思わず。──どうしよう? 赤ちゃんができたなんて彼に言えない。アテナは黙って彼の前から姿を消すほかなく……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年06月20日
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- 著者
- トリッシュ・モーリ
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- 訳者
- 松尾当子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年06月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13422-6
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- 書籍番号
- R-3422
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オーストラリア出身。初めて物語を作ったのは11歳のとき。賞に応募するも、応募規定を間違ってしまい失格に。その挫折がもたらした影響は大きく、やがて会計士としての道を選ぶ。故郷アデレードからキャンベラに移り住んだとき、現在の夫と出会った。結婚し、4人の娘に恵まれ幸せな日々を送っていたが、夢をあきらめきれずもう一度小説家を目指すことに。今ではオーストラリアのロマンス作家協会で、副会長を務める。