ハーレクイン・シリーズ
花嫁の命運
誰よりも愛しい。だから突き放した──
心は彼を、求めつづけていても。
メリッサは冷酷な父の思惑で悪名高き侯爵に嫁がせられようとしていた。 そんな中、森で運命の男性ロブと出会って恋に落ち、将来を誓い合う。 しかし、求婚のため館を訪れた彼に、メリッサは心を押し殺し、 あなたとは結婚したくない、求婚なんて迷惑だと告げた。 ロブと別れなければ、彼を殺すと父に脅されてのことだった。 愛する人と、幸せになるただ一度の機会を、同時に失ってしまった……。 いっそ修道女にと思っても、それさえも許されない絶望の日々。 数カ月後、失意のうちに館を逃げ出したメリッサは、賊に襲われ、 助けに現れた美しき救世主を見て叫んだ。「ロブ! その頬の傷……?」 以前にはなかった深い傷痕の残る顔で、彼は冷たく吐き捨てた。 「それをきくのか? これはきみの別れの贈り物だろう」
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年05月05日
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- 著者
- アン・ヘリス
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- 訳者
- 吉田和代
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- 定価
- 906円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年04月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58387-1
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- 書籍番号
- PHS-207 (初版HS-327)
イギリスはケンブリッジに住んでいるが、冬のあいだは夫とともにスペインのジブラルタル海峡に面したマラガのリゾート地で過ごすことが多い。青い海の白い波頭を眺めながら、涙あり笑いありの、ロマンチックな恋物語の構想を練るという。