ハーレクイン・シリーズ

きらめく季節に Ⅲ
青きフィヨルド
島から食料の買い出しに来たカトリオーナは、海が荒れて帰れず、しかたなくラーウィックの町で一晩泊まることにした。ホテルはいっぱいだったが、厚意でやっと一部屋あけてもらう。ところが夜半、カトリオーナの部屋へ一人の男が入って来た。長身の男は、ここは自分の部屋だと言って譲らず、出ていかないならいっしょにベッドを使うと言い出した。
サンタさんは魔法使い
ノリーンは郊外の小さな町で四歳の息子とひっそり暮らしている。彼女が五年前まで名門ヘイル家の嫁であったことを町の住民は誰も知らない。クリスマスの買い物に最寄りの都市に出かけたノリーンは、会ってはならない人と再会して立ちすくんだ。それは亡き夫の兄で、弁護士のグラントだった。
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年11月20日
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- 定価
- 901円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-81582-8
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- 書籍番号
- PB-82 (初版R-417)
イギリス生まれ。学校卒業後、大手銀行に就職するが、作家になることを決意して退職。三十代になって初めて本格的に小説を書き始めた。人々の内面の葛藤や人間模様を描いて、世界中の女性たちの共感を得ている。これまでに百三十作以上の作品を発表。発行部数は全世界で六千万部を超える、ロマンス小説界の第一人者である。