ハーレクイン・シリーズ
屋根裏部屋のシンデレラ
あの夜の過ちは“愛している”と、
彼に正直に告げてしまったこと。
テスは愛を信じていた。いつかきっと白馬の王子さまが現れて、 幸せな結婚式を挙げることができると。父を知らず、母も亡くし、 伯父とつましく暮らす彼女には、それが唯一の心の支えだった。 だから、著名人の集まるパーティでウエイトレスをしていて、 ステファノと出会ったとき、夢が現実になったと思った。 ディナーとダンスに誘われ、ホテルのスイートで迎えた朝── だが、テスはただひとり、冷たいベッドに取り残されていた。 それでもテスは彼を信じた。妊娠を知り、娘を抱く身になっても。 なのにやっと会えた彼は、すがるテスを冷たく拒むだけだった。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年04月20日
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- 著者
- ジェニー・ルーカス
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- 訳者
- すなみ翔
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年04月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13406-6
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- 書籍番号
- R-3406
書店を経営する両親のもと、たくさんの本に囲まれ、アイダホ州の小さな町で遠い国々を夢見て育つ。16歳でヨーロッパへの一人旅を経験して以来、アルバイトをしながらアメリカ中を旅する。22歳でのちに夫となる男性に出会い、大学で英文学の学位を取得した1年後、小説を書き始めた。育児に追われている今は執筆活動を通して大好きな旅をしているという。