ハーレクイン・シリーズ
富豪に娶られた灰かぶり
なんという皮肉なの?
天使の救世主が悪魔だなんて……。
世界的なホテル王ルーカス・ブラックストーンが催す盛大な舞踏会に、ブロンテは必死の思いで潜りこんでいた。 清掃係の彼女が独りで育てている亡姉の息子が難病を患い、 骨髄移植が必要だが、甥の父親も亡くなり、ブロンテは不適合。 最後の望みは甥の伯父にあたるルーカスにかかっていた。 だが彼はブロンテを一瞥するなり睨めつけ、ダンスに連れだすと強引に唇を貪り、罵った──彼女の姉が金目当てで妊娠したと。 違うわ! 酷い侮辱に身を震わせながら、ブロンテは耐えた。 悪魔にこの身を捧げてでも、あの子は守ってみせる……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年04月05日
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- 著者
- ハイディ・ライス
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- 訳者
- 深山咲
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年03月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13405-9
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- 書籍番号
- R-3405
ロンドンで生まれ育ち、口論好きな2人の息子と夫、そして2匹のハムスターとともに現在もそこに暮らす。10代のはじめ頃からずっと映画マニアであり、ロマンス中毒だという。イギリスの大衆紙デイリーメールと、そのアイルランド版姉妹紙で10年ものあいだ映画批評家として活躍。その後、理想の仕事だというロマンス小説家に転身することを決めた。