ハーレクイン・シリーズ
愛を夢見た家なき子
身ごもっても、心から尽くしても、
やっぱりあの人は暴君だった……。
生まれ育った古城を銀行に没収されたら、私に居場所はない。 亡き両親が遺した莫大な借金を前に、キアラは呆然としていた。 そこへイタリア屈指の富豪ニコが現れ、城は彼の一族のもの、 当然返してもらうと声高に主張して、こう付け加えた。 「君がここに住み続けたければ、僕と結婚するしかない」 便宜結婚さえ受け入れたら、すべては丸く収まるの? すがる思いで承諾したキアラだったが、初夜に誘惑の罠に落ち、 純潔を捧げた翌朝、彼の冷酷な企みに怯えて城を逃げだした。 5カ月後、彼女はウェイトレスとして働いていた。身重の体で。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年04月05日
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- 著者
- アビー・グリーン
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- 訳者
- 藤村華奈美
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年03月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13403-5
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- 書籍番号
- R-3403
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ロンドンに生まれ、幼少時にアイルランドに移住。10代のころに祖母の愛読していたハーレクインのロマンス小説に夢中になり、宿題を早急に片づけて読書する時間を捻出していた。短編映画のアシスタント・ディレクターという職を得るが、多忙な毎日の中でもハーレクインの小説への熱はますます募り、ある日辞職して、小説を書きはじめた。