ハーレクイン・シリーズ

秘書のせつない恋心
ハーレクイン・ディザイア傑作選
傷ついた醜いあひるの子は、白鳥になっても臆病なまま……。
秘書のキアは直属の上司に頼まれて恋人役を演じなければならなくなり、そのときから、社長ブラントの侮蔑と欲望のまなざしを感じていた。直属の上司の元恋人を妬かせるための偽りの関係とは知る由もなく、ブラントはキアを金目当てで男に近づく女狐だと思い込んでいるのだ。密かにブラントを慕うキアは、潔白を証せないのがもどかしいと同時に、彼のような、もてる男性を避けたい理由もあった。母を傷つけた女癖の悪い父と同類に思えるのだ。幼い頃、父に醜いと疎まれた心の傷のせいで、男性と距離をおいてきた。そんなキアの複雑な思いなど知らず、自分が迫ればいちころとばかりに、ブラントは熱い瞳に蔑みの色をにじませ、誘惑の魔手をのばすが──
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年04月05日
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- 著者
- マクシーン・サリバン
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- 訳者
- 高橋美友紀
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- 定価
- 734円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-51846-0
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- 書籍番号
- D-1846 (初版D-1516)
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- ミニ
シリーズ - ハーレクイン・ディザイア傑作選
- ミニ
オーストラリアのメルボルン在住。ロマンス小説を生涯愛した母親の影響で、ごく自然な流れでロマンス小説家となった。夫の仕事の関係で訪れるさまざまな場所で、著書を生み出す。たびたびヒーローぶりを披露してくれる夫と、2人のかわいい息子、それから愛すべき動物たちとともに暮らしている。